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INTERVIEW

サハラの星空の下で、悩みのサイズを測り直した。

退職を迷っていた元・広告代理店の彼が、メルズーガの砂丘で行った、人生の棚卸しの一部始終。

TEXT: 語り手:元・広告代理店 ILLUSTRATION: 線画置き場 ◷ 読了 約3分 2026.07.03
luggage check for worries
寝転んで棚卸し。持ち込み手荷物は、悩み3つまで。

「会社を辞めるかどうか、2年悩んでいました。で、悩んだまま砂漠に来たんです」。メルズーガの砂丘、消灯後のキャンプ。彼は寝袋を持ち出して、砂の上に寝転んだ。

01

30個あったはずの悩み

「東京では悩みが30個くらいある感覚でした。でも星の下で数えたら、3つしか思い出せない。仕事を続けるか、親に何て言うか、あと一個は忘れました。つまりそういうサイズだったんです」

悩みは全部、機内持ち込みサイズだった。
預け入れが必要なほどの悩みは、なかった。
02

星の数と悩みの数

「星が多すぎて、自分の計算が小さく見えたのかもしれません。あの空の下では、年収の差とか役職とか、等級表がバカらしくなる。帰りの飛行機で辞表の下書きを書きました。清書は、ちゃんと会社のデスクでしましたけど」。畏敬の念は、ときどき人事権を持っている。

— fin —
語り手:元・広告代理店星空の下で退職を決意し、帰国後ちゃんと退職した実行力の人。現在は空の広い町に在住。
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